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ストンコートは大谷石の表面の風化を防止する溶剤です|有限会社小島石材店

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大谷石とは?CONCEPT

風化する大谷石

CEO 大谷石は軽石擬灰岩とも言われ、大谷石を形成する含有成分は、珪酸・酸化アルミニウム・酸化マンガン・第二酸化鉄・カリウム・ナトリウム・酸化マグネシウム等で形成されている擬灰岩です。耐火性や石質が柔らかい為、外構、擁壁、石塀などに使用されております。近年 酸性雨や様々な気象原因で大谷石の腐食劣化を早める原因にもなっていると言っておりますが、本来、大谷石を採掘し、空気と湿気にふれた時点で劣化は始まっています。
 大谷石の風化とは、大谷石の表面が段々と剥がれだし、ひび割れを起こしながら、ボロボロと表面がかけ落ちる現象です。大谷石は採掘し空気にふれた時点で腐食が始まっており、採掘するまでに何千年の月日の中で空気に触れないため、その時点では腐食はしていないのです。元々海中の不物から出来たものが「擬灰石」です。先にも述べたようにこの地上に採掘されて、一般家屋に使用される大谷石は既に腐食が始まっているという訳です。
 大谷石は表面劣化が始まると耐久性にも欠き、地震などにも崩れやすくなります。私供の施工体験から一般家屋の大谷石塀積みは 5段積みまでが限界だと感じております。大谷石は重量で安全を保っており、腐食劣化やひび割れが深くなればなるほど、強度も弱くなって行きます。また一度、積みズレが始まると修復にかかる費用もかさんでいきますので、日頃からの注意が必要です。一般的な大谷石修繕工事と言えば、セメントによる補修工事、振れ止め用のかすがい金具設置や既存表面に大谷石加工(30mm〜50mm程度)の大谷石を貼付ける修繕工事などが行われておりますが、どれも大谷石の耐久性を強化するものではありません。


改修難しい住宅の外構

CEO

 昭和40〜50年頃に建てられた新興住宅地では、外構の多くに大谷石が採用されました。当時は「加工がしやすい」「硬くない」「湿気を吸収する」等の施工理由で使い続けられましたが、空気に触れた瞬間より、腐食が加速していく事はあまり知られていませんでした。そのため、近年の大気汚染等も影響し、多くの住宅外構で腐食が進み、改修を検討する時期にまでなってきました。しかし、住宅の配置によっては、外構の施工範囲にかかり、住宅移設も含めた莫大な費用がかかる改修も検討しなくてはならない状況で、手を付けられない状態であるともいえます。


古い墓所と大谷石

CEO

 昭和40年頃のお墓は、石碑は御影石で、外柵は大谷石という構造物が一般的でした。大谷石の加工が容易であるという事に加え、御影石が高価なものであったため、石碑だけは御影石で作るというお墓が多いのです。お墓の大谷石も例外なく、腐食が進み、当時建てた多くの墓所に腐食が見られます。


バナースペース

販売施工:有限会社小島石材店

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