横浜に石と歩む100年 有限会社小島石材店

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ごあいさつ

「故人と御家族との架け橋に、また、古くから親しまれているお寺とその地域の人との架け橋に・・・。地域に愛される石材店を目指します。」

小嶋 博文

横浜の地に石材業を営んで97年となり、私で4代目となります。店の前には三ツ沢墓地があり、花・線香を売るいわゆる御茶屋という事業と石材業を行っています。それゆえ代々のお客様が毎年来られ、普通の商売にはない独特のお付き合いを通じ、小さい頃から、家族だけではなくお客様にも育てられたという感謝の心が徐々に育ったと思います。思いやる心、もてなす真心があって初めて商売をさせて頂くことができることを教えてくれました。

 

墓地を求められる方には、最愛の方を亡くしたばかりの際にお墓を求められるケースがよくあります。傷心の中、自分の心に鞭を打ちながら、何とか葬儀を執り行い、四十九日の御納骨まで、何となく気持ちが落ち着かない状況といえると思います。その状況で、私はお墓の話をするのではなく、まず相手の気持ちを静かにお伺いするところから始まります。お話しを伺うと看病のこと、最後に看取ったこと、本当に涙することが多々あります。お施主様の故人への想いを汲み取り、お施主さんに少しでも気が楽になっていただければという思いから、まず聞くことをさせていただいています。このことが、墓石への想いや設計につながり、私共の存在する意義・使命感につながっていきます。

また、墓石契約後は「ご安心ください、後は私共にお任せください」と伝えて、お施主様の精神的不安を少しでも解消に差し上げると共に、誠心誠意で施工を一生懸命させて頂いております。完成後、ほとんどの皆様はとても喜ばれて、「有り難う御座いました」と笑顔でおっしゃられます。その笑顔が見たくて、また、次の仕事も頑張ろうという気持ちになります。このような仕事に就けて、本当に幸せだと感じます。

神社や寺院にお参りする習慣は現代でも色濃く残っています。その風習は今昔不変で、日本人にとっては必要不可欠であろうと思われます。実際、お寺さんは地域の方々に対して、様々な行事を提供しています。4月の花祭り、10月のお会式等、釈迦の誕生日や入滅にならって、お祭り行事があります。そのような行事も、地域の交流・信仰の役割を担っており、ひいては地域の安全・平和を願っていることと思います。

しかし、近年、民間霊園の普及や核家族化により、地域の方のお寺さんへの関心が希薄になる方が多くなってきたと言われています。その一方で、現代において不可解な事件は増加の一途をたどっています。人の生死を通じて、人の生きる説法を説いていただく、人の本来あるべき姿を教示いただけるお寺さんはこれからの時代を特に必要とされている存在だと思います。お時間がある時に、遊びがてら、地域のお寺さんに伺ってみてはいかがでしょうか。違った時間の流れ方を感じ、何かしら心地よいさわやかな感覚になると思います。施工している私たちも感じています。

私共が販売する墓石はご先祖様と家族を結ぶ「絆」の象徴であるといえます。この大切な「絆」を、当店が設計から施工まで一貫してご提供し、お客様のニーズを正確に把握・設計に反映し、石材の厳格な品質管理・正しい施工を行う事により、より末永く、安心してご先祖様をお守り出来る墓所を提供することをお約束致します。また、地域社会や未来を担う子供達にも伝えていきたいと考え、小島石材店では様々な活動を行って参ります。定期的な地域の方へのポスティングにより、お墓に関する情報をご提供して、地域に根差した小島石材店の役割をお伝えしています。

また、墓石を購入されたお客様を対象に、本年年忌表、お墓情報などを交えたハガキを定期的に郵送しています。これにより、ご先祖様の命日などを確認して頂き、少しでも多くの墓参者が来られるよう働きかけております。

亡き人が喜び、微笑み、そして天国から『ありがとう』の声が届く。小島石材店ではお墓の販売を通じ、1人でも多くのお客様の想いが届くよう、信頼される地域のアドバイザーとして皆様と共に歩んで参りたいと考えております。

平成26年12月 代表取締役 小嶋 博文